クラフトビールと地ビールの違いを考える
①クラフトビール
ビールに限らず「クラフト」とは、「手作り」や「技術」などの意味を持ち、その技術を使って職人の手作業で少量生産された商品を「クラフト商品」と呼ぶ。
この定義に従えばクラフトビールと醸造規模、土地との結びつきは必ずしも関係なく、特別な「技術」(手作りという事を含む)で作られることこそがクラフトビールの最も重要な要件となる。少量生産は結果であって必要な要件ではない。
②地ビール
まず地酒について考える。
地酒とは
①特定の地域で作られる
②特定の地域で主に消費される酒
上記を満たすものとすると日本における地ビールは地酒とはいいがたいものがほとんどである。
①は当てはまるとしても②はほとんどの場合当てはまらない。
ならば地ビールの地はなにを意味しているのか。
地ビールの地は「ご当地」の地と解釈するとすべて合点がいく。
1994年に始まった酒税法改正で小規模醸造で作りやすくなったのがいわゆる「地ビール」ブーム。
要するにこの時にお土産や話題作りのために作られたのがいわゆる「(ご当)地ビール」であって必ずしも地酒という意味ではない。
以上、①②よりご当地ビールものと地酒としての地ビールは、似ているが異なっていて混乱を招きやすい。
つまりビールの小規模醸造と結び付けられるゆえ、小規模醸造はすべてクラフトか地ビールとして解釈されがちであり、逆に大手のクラフトビールや地ビールに違和感をとなえる消費者も多いのが現状だろう。
しかし冷静に考えれば、大手のクラフトビールもあるし、地ビールもある。
小規模醸造は全部クラフトでもよいと思う。
一方、外から明確に認められる特別な技術やこだわりなどを備えなければ本当のクラフトともいえないように思う。
そこでGROW BREW HOUSEが
以前から標榜しているのは“ガレージ・ビール”
正直言って小規模醸造をガレージワインにあやかってかっこよくしてみた言葉遊びですが…
我がガレージが目指すところ、まずは地酒としての地ビール、地元で愛され消費されるデイリーを作ること。
そしていつの日か、世界がざわつくアッと驚くモノを作ってみたい…
地酒から世界へ…
グローカルな展開を目指すのがGROWのガレージ・ビール
川口市市産品フェア2024
お持ち帰り可
ボトル販売もします。
日時:2024年10月
25日(金曜日) ~ 10月27日(日曜日)
10:00~16:30(最終日は16時終了)
会場:川口オートレース場
詳細↓
https://kawaguchishi-shisanhinfair2024.jp/
<社員&アルバイト募集>
経験性別不問です。
働く時間、曜日も幅広く対応
①クラフトビール 醸造助手
②タップルームスタッフ
③バーテンダー @caskandstill https://1997caskandstill.com/
詳細・応募↓
https://beerq.net/recruit/192
<<<重要なお知らせ>>>
タップルーム営業時間の変更
10月中は毎日17時~23時といたします。
土日祝も17時開店です。
ご不便をおかけいたしまして申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
タップルーム毎日営業中
毎日 17時~23時
川口をクラフトビールで楽しいまちに♪
そして蕨、戸田もクラフトビールで楽しいまちに♪
Written by
ネイバー&ブラザーズ㈱
代表取締役 Publican 川本 将人
<プロフィール>
1969年 埼玉県川口市生まれ
1990年代初頭 学生時代のアルバイトでバーマンを始める
1993年 本業としてバーテンダーの道を歩みだす。
1990年代半ば モルトウィスキーに興味を持ちスコットランド各地を旅する
1997年 西川口でBAR CASK AND STILL を開業 https://1997caskandstill.com/
2008年 ネイバー&ブラザーズ㈱設立 代表取締役に就任
2018年 同社、GROW BREW HOUSE設立
社外では、2011年”CHICHIBU THE FIRST”リリース記念パーティの企画を行う。
その後ウィスキーイベントを川口で仕掛け、このイベントを秩父開催につなぎ『秩父ウィスキー祭』として恒例イベントとなる。
現在はNPO法人秩父ウィスキー祭理事を務め海外プロモーション、企画運営にたずさわる。